なんと、第27回とのこと。長く続けられている運営の皆様に感謝&尊敬。今回は、霞ヶ関 CTC さんのセミナールームっぽいところをお借りしました。ありがとうございます。
Ruby 関連のこういう勉強会は、今回初めての出席。今回おこなわれた Rails 勉強会は、冒頭、その日のセッションを前後半、幾つかの部屋に分けて募り、いずれかにサインアップしていくという方式。こういう方式のおかげで、Rails 歴の短い僕も、自分のレベルに合うセッションに参加させていただく事ができた。こういう運営はうれしいなあ。
前半は、先日公開された fastladder のソース読み。こういう面白い教材をオープンにしてくれたなかのひとに感謝!一応手元の MacBook で動かせるようにして、gonzui でソース読みの環境を作ってから臨んだ。進行は井上さん。始めに E-R 図で全体のモデルを確認してから、サインアップ〜ユーザ認証〜セッション管理周りを追っていく。認証は AuthenticatedSystem を使ってて、特にトリッキーな部分は無く、素直な実装だった。元が Perl アプリだから当たり前か。Application.rb で before_filter :set_member してて、毎アクセスごとに DB 問い合わせしてユーザの正当性をチェックするような実装になってるみたい。
認証周りだけだと時間が余ってしまったので、lib/crawler.rb も追ってみたい、とお願いし、一緒に読むことになった。サーバサイドだと、クローラの実装周りが面白いところなんじゃないかな、と思って読んでみたけど、こちらもそれほどトリッキーな部分は見当たらなかった。フィードを取得するリクエストの発行部分のタイムアウト値の制御周りや、almost_same みたいなフィードの中身チェックの部分が結構興味深かったかな。本家の方には、まだ明かされてないいろんな工夫があるんだろうな〜。
そうそう、favicon を取得変換する辺りのメモリ使用量について話題になった。僕はこの件なにも追ってなかったんだけど、言われてるような FreeImage の問題なのかな?
メモリ使用量を 10 分の 1 にした shunirr.org さんによれば:
まぁ、favicon取得は新規サイトを登録した時だけだろうと思うので、たぶん2回目以降のくろうるからはメモリ使用量は大して変わらないと思いますけどね。
とのことだけど、どうも update の都度 favicon を見に行ってるように見えるなあ。 (ざっと読んだだけなので、ひょっとしたら違うかも。) subscription のときだけでもいいようにしたら、どうなるかな。
せっかくサーバサイドもセットで公開してくれたんだし、JavaScript 側も含めていろいろいじってみようかな。
後半は、舞波さんによる ActiveScaffold の紹介セッション。去年の8月くらいに ActiveScaffold をちらっと使ってみたけど、カスタマイズの仕方がよくわからなくて、結局放置してた。(ほぼ)ノンカスタマイズで使うときは Streamlined を使っていたので、良い機会だった。
使いはじめが scaffold と同じで簡単なことや、リレーションを動的に解決してくれることは知っていたが、ここまでいろいろカスタマイズできるとは知らなかった。active_scaffold :モデル名 でブロックへ渡してごりごりカスタマイズ。この第一歩がわかっただけで、すげーテンションが上がった。この一歩がわかれば、ドキュメントもソースもどんどん読める!いやー、ActiveScaffold ってスゴいんですね〜。
最後は、KPT (Keep, Problem, Try) と題した、運営の振り返り。前半後半の終わりにも、各セッションでどういうことが話されたかの振り返りの時間があったんだけど、こういうのも含めて、運営がしっかりしてるなあとおもった。27回も続いているのもうなずけます。
いつもブログ拝見してるような方々も来られてて、なんだかとても有意義な時間を過ごさせていただきました。今日は終わってから用事があったので懇親会は行けなかったんだけど、次回は懇親会も行きたいな〜。それから、なんかネタ提供してしゃべれるようにならないと。
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